2011年9月12日月曜日

お寺で行われる行事について ①

今回は「お寺の行事」についてご説明する前に、「檀家」について書き込みます。

檀家(だんか)とは、特定のお寺の信徒となり、お布施などでお寺に経済的援助を持続して行い、葬式や法事を行ってもらう家のことをいいます。

特定のお寺のことを菩提寺(ぼだいじ)、あるいは檀那寺(だんなじ)といいます。

菩提寺と檀家という檀家制度が生まれたのは、江戸時代のはじめです。

キリシタン禁制によって異教徒を監視する目的で、すべての人はどこかの寺の檀家となる寺請制度が生まれたのです。

人々の所属寺院を明記したのが「宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)で、これが戸籍のような役目を果たすようになりました。

お寺は檀家にとって生活全体にかかわる大きな存在となり、その関係がいまも続いているのです。
浄土真宗では、門徒といいます。


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