2011年9月12日月曜日

日本の一般的なご宗派・お葬式について その⑨

今回は 『日蓮宗』 についてのお話です。


本尊に向かって「南無妙法蓮華経」と題目を唱えれば、悟りがおのずから得られると説く日蓮宗は、宗祖・日蓮聖人の名を宗派名にしている唯一の教団です。


日蓮は12歳で天台宗清澄寺に入り、16歳で出家します。


21歳から比叡山、園城寺、高野山などで11年間、修行したあと、『法華経』こそ、救いのよりどころとなる唯一の経典であると確信し、1253年、立教を宣言します。


しかし、「法華経を広めようとする行者は難にあう」と法華経に書かれている予言通り、「松葉谷の法難」「小松原の法難」など数多くの難にあいました。「伊豆の法難」では「法華経信仰によって国土の安穏をはからなければならない」と説いた「立正安国論」を当時の執権北条時頼に提出すると、鎌倉幕府に危険視され、伊豆に流罪されます。


「龍の口の法難」では、佐渡に流罪される途上、暗殺されそうになりました。しかし、稲妻によって奇跡的に難を逃れたのです。


1274年、ようやく許された日蓮は、山梨県身延山に隠棲して弟子の育成にあたり、60歳の生涯を終えました。


身延山に建立された久遠寺が総本山となっています。

本尊は曼荼羅です。

経典は法華経で、唱える文句は「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」です。



次回からは「お寺で行われる行事」についてです。
 

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