お葬式では必要な物のひとつに『霊柩車』があります。
主に葬儀・告別式を終えて火葬場まで出棺の時のご遺体搬送に使うものです。
また、同じくご遺体の搬送に使う車に『寝台車』があります。
用途としては同じものなのですが、この2種類の車には実は大きな違いがあります。
一般的に『霊柩車』は、後ろにご遺体を乗せるスペースはありますが、付添い人が乗るスペースはありません。
運転席と助手席だけが人の乗れるスペースとなります。
それに対してご遺体と付き添いとが一緒に乗れるスペースを設けているものを『寝台車』といいます。
車の作りというものが大きな違いといえますが、使い方にも違いがあります。
『霊柩車』が火葬場への搬送に使われるのに対して『寝台車』は、病院から自宅への搬送や、自宅から葬儀会場への搬送のために使うことが一般的です。
ただ、全てのご遺体搬送用の車の事を『霊柩車』という場合もあります。
一般的にイメージされるのは「宮方霊柩車」だと思いますが、他に「洋型霊柩車」「バス型霊柩車」「バン型霊柩車」があります。
『寝台車』にあたるのが「バン型霊柩車」になります。
ミニバンやステーションワゴンを改造して、棺を乗せられるようにしているものが多く、基本的に飾りつけも施されていません。
ちなみに「バス型霊柩車」は、火葬場へ向かう霊柩車とご遺族や参列者の乗るマイクロバスをひとつにしたようなものです。主に北海道で使われる地域限定の特例的霊柩車といえます。
ご遺体は道路運送法の区分では「貨物」に区分されます。ですから、第一種免許(普通免許)で運転する事が出来ます。
ただし「バス型霊柩車」は、ご遺族などを乗せるため旅客運送という事になり、第二種免許が必要となります。ご遺体は付属する荷物という事になるようです。
「寝台車」に関しては、厳密に言えば、付添い人が乗っている場合は、乗客と考えられそうですが、主たる目的がご遺体の搬送という事から、それにはあたらないようです。
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