2011年11月30日水曜日

11/30 産まれの方のお花

●11月30日の誕生花 「ワビスケ」

 

花言葉は「控えめ」 


ワビスケ

 

漢字で書くと「侘助」。

 

ツバキの一品種。おしべの数も少なく、小ぶりな印象です。

 

筒型(お猪口のよう)に咲くのが特徴です。

 

ツバキ科。常緑低木。


日本が原産地。

 

ただし、「ワビスケ種」に関しては、ツバキ(ヤブツバキ)とチャノキ(茶の木)との雑種で、中国から「逆輸入」された、という説もあるようです。

 

花期11~4月。一重でツバキより小さく、開ききらないのが特徴。

 

花色は、おしなべて淡い色合いで、白~桃色系が多いようです。

 

また、ツバキといえば、花の中心に、おしべがたくさんありますが、これが退化・変形したものを「ワビスケ種」として区別することも一般的なようです。

 

退化したおしべの状態は「侘芯(わびしん)」と言われます。(上の写真をご参照下さい)一重の花の突然変異のようですね。

 

このような侘芯変化が起こると、花が小さく、花期は早くなって、春咲きが秋~冬咲きになります。

 

「侘びさび」を、そのまま現したような趣の深い姿から、茶道のお茶室に飾る花として不動の地位を持っているようです。

 

「侘助」という変わった名前の由来も、茶道に関連したものが伝わっています。

 

千利休(日本の茶道・千家の開祖です)の下僕「侘助」が、利休のために苦心して栽培した品種で、利休がそのことに感じ入り侘助の名をつけて呼んだ、という、美しいお話でございます。

 

昨日の花「お茶」といい、今日の花「ワビスケ」といい、日本の冬にはツバキ科の植物が欠かせません。

 




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2011年11月29日火曜日

11/29 産まれの方のお花

●11月29日の誕生花 「チャ」

 

花言葉は「追憶」


チャ


「お茶」の花です。ちょうど、11月ごろが花のシーズン。管理人の家の近所でも、結構みかけますよ。


ぷっくりとした形の、白い花。あふれんばかりの黄色い花粉が目を引きます。


ツバキ科。常緑低木。


原産地は、中国。雲南省あたりとされています。


茶畑でのながめは、腰のあたりまでで、丸く刈り込まれたものがおなじみですが、天然ものには、7~8メートルほどになる種もあります。


白い5弁花を、10月~11月にかけて咲かせます。



農作物としての分類は、「中国種」・・・葉が小さくて丸く、寒さに強い(緑茶になる)。


「アッサム種」・・・葉が大きくて先がとがり、高木。寒さに弱い(紅茶になる。インドのお茶の木はこの種類)。


「アッサム雑種」・・・中国種とアッサム種の中間、雑種(ウーロン茶などになる)。


の3つに分けられます。



日本では、「中国種」が多く栽培されています。


日本には、まず遣唐使によって8世紀にもたらされ、その後12世紀に、臨済宗の僧「栄西(ようさい・えいさい)」が「喫茶の方法」「薬としての利用法」を中国から持ち帰りました。


建保2(1214)年、ときの将軍、源実朝(みなもとのさねとも)が二日酔いで苦しんでいた時、栄西が茶を献じたところ、実朝の二日酔いがすっかり回復。


その後、栄西はお茶の効能を記した書物を献上します。


以後、お茶は広く日本に普及し、喫茶の文化が定着することになります。


お茶の健康成分や効果については「カテキン」はじめ、何かしらはご存知ですよね。美容と健康に、おいしく、お茶を楽しみましょう!

 




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2011年11月28日月曜日

11/28 産まれの方のお花

●11月28日の誕生花 「サンダーソニア」

 

花言葉は「愛嬌」 


サンダーソニア



黄色がかったオレンジ色の、風鈴のような形の花をつけます。


別名「クリスマス・ベル」。澄みきった鐘の音が、聞こえてきそう・・・ホオズキにも、ちょっと似てますね。


ユリ科。球根植物。


原産地は南アフリカ・ナタール地方。1851年に発見されました。


日本には、1973年に入ってきたとされます。


発見者の「ジョン・サンダーソン」さんの名前から、「サンダーソニア」となりました。


草丈は60~80センチ。


葉の先に、巻きひげがあって、他の植物などに巻き付いて伸びることもあります。


花は、2.5センチ角くらい。ちょうちんや、ツボをふせたように見える形が個性的です。


本来の花期は、6~8月と、夏。しかし、愛らしい姿からクリスマス時期に出回ることも多く、日本での歴史は浅いながら、人気の花です。


1属1種、花色もオレンジ一色でしたが、2004年にレモンイエロー系の種類が発表され、こちらもじりじりと人気を集めています。


・・・・ところが!


原産地の南アフリカでは、「絶滅危惧種」に指定されているんです。自生の純粋種は、乱獲や開発などで大変貴重なものに。


「愛嬌」たっぷりの姿、自然のままに、残してあげたいですね。

 





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2011年11月27日日曜日

11/27 産まれの方のお花

●11月27日の誕生花 「ヌルデ」

 

花言葉は「信仰」 


ヌルデ



漢字表記は「塗るで」!では、なくて・・・

「白膠木」と書きます。


でも、「塗り物」に樹液が使われていたことが由来なので、もとは「塗るで!」だったのかも!?



ウルシ科。落葉小高木。

 

日本、中国、朝鮮半島など東アジアに分布。

 

日本では、北海道、本州、四国、九州の丘陵~山地の林でみられます。

 


高さは、6メートルほど。雌雄異株です。

 

花期は、8~9月。

 

黄白色をした数ミリ程度の大きさの小花を、枝の先に房状に咲かせます。

 

その後10月ごろになると、雌株には赤い実がなって、次第に白く粉をふいてきます。

 

粉の正体は「リンゴ酸カルシウム」というもの。

 

塩辛い味がする成分で、かつては塩代わりに利用されていたことも。

 

ゆえに、地方によっては、「シオノキ(塩の木)」「シオカラノキ(塩辛の木)」「ショッペノキ(塩っぺの木)」などと呼ばれております。

 

11月は、見事な紅葉のシーズン。

 





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2011年11月26日土曜日

11/26 産まれの方のお花

●11月26日の誕生花 「クリスマスカタクス」

 

花言葉は「美しい眺め」 


クリスマスカクタス


「シャコバサボテン」の名でもおなじみですが、最近はショップでも「デンマークカクタス」などと表示されていることが多いようです。クリスマス頃、鉢花として出回ります。


クーミンも先日、研究のため、ショップの店頭を見ていたら「いいのが入りましたよ!」と、お姉さんにすすめられたのが、かく言う「カクタス」でありました。


サボテン科。多年草。南アフリカ原産です。


日本には、明治初期に渡来したとされます。


花色は、赤、オレンジ、ピンク、白、複色など。


花期は11月~1月と、秋から冬にかけて。


葉に見えるのは、茎が節状になったもの。ふちがトゲのようにとがっていて、すしネタの「蝦蛄(しゃこ)」に見立てられ、「シャコバ(蝦蛄葉)サボテン」となりました。


似た種類に、「カニバ(蟹葉)サボテン」という種がありますが、茎の形が少し違い(トゲがなく、丸い感じ)花も、カニバの方が一月ほど遅く咲きます。


デンマークで品種改良がさかんに行われていて、日本で出回っている品種も、デンマーク産のものが多いようです。


咲き終わった花がらはこまめにつみ取り、春になったら茎を3~4節剪定すると、よいそうです。


鮮やかな花が噴水のように垂れ下がって咲く様子は、なかなか見事。


ちょっと高さのある場所に置いて、「美しい眺め」のしだれっぷりを堪能しましょう!
 




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2011年11月25日金曜日

11/25 産まれの方のお花

●11月25日の誕生花 「セントポーリア」

 

花言葉は「小さな愛」 


セントポーリア



別名「アフリカスミレ」。


スミレの花に感じが似ていますが、別の科目です。


1892年に、アフリカで原種が発見されました。


室内でも良く育つ鉢花として、高い人気を誇ります。


イワタバコ科。多年草。


原産地は、東アフリア・タンザニア北部やケニア南部。


草丈は、5~15センチ。


花は、3センチほどの大きさです。


地面をはうように茎をのばす「トレイル型」と、茎が短く、放射状に葉をつける「ロゼット型」があります。


花色は、青、紫、赤、ピンク、白、ぼかしや複色など多様。


品種改良によって、多様な種類と花色が作り出されています・・しかし!


「黄色の花」だけは、いまだに、作り出せていないとのこと。バラにおける「青色」のような感じでしょうか。


花期は、ほぼ通年です。


名前の由来は、発見者にちなみます。


原種が発見された19世紀末は、欧米、そして日本など「列強」による植民地支配の時代ヨーロッパ諸国は、アフリカに触手をのばしていました。


この花は、その当時ドイツ領の総督として、現在のタンザニアに派遣されていた「セントポール・イレール男爵」によって発見され、ヨーロッパに渡り「セントポーリア」となりました。


その後、アメリカを経て、日本へ。


日本では、1968年に「日本国際セントポーリア協会」が発足し、70年代~80年代にかけて園芸界に「セントポーリアブーム」が巻き起こったようです。


自生地が山の岩陰なので、日光が直接当たらない、暗いところでもよく育ち、蛍光灯の光だけでも、花を楽しむことができます。


「園芸用ハイドロボール」などに植える、土を使わない栽培法も研究されていて、庭のないマンション生活にもよくなじんでくれることから「室内鉢花の女王」の異名もあって、愛好家のとても多い植物なんですね。





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11/24 産まれの方のお花

●11月24日の誕生花 「ガマズミ」

 

花言葉は「結合」


ガマズミ


白い小花を初夏に咲かせ、現在は食用になる、赤い実の季節。


実は、霜に当たると甘みが増し、果実酒の材料にもなります。


「結合」のほか、「無視したら私は死にます」という、かなり意味深な花言葉もつけられています。


スイカズラ科。落葉低木。


原産地は、日本各地、朝鮮半島、中国、樺太南部など東アジア。


北海道から九州にかけての日当たりの良い山野に、広く自生しています。


高さは、2~3メートル。


花期は、5月~6月、9月~11月に赤い実をつけます。


「ナンテン」や「ピラカンサ」、「ナナカマド」と同様、実は小鳥の大好物。


そして、人間にもうれしい、健康効果があるようです。「おもいッきりTV」にも、紹介されたとのこと・・・滋養強壮や疲労回復、利尿の効果もあります。


「ガマズミ」という名前の由来に関しては、諸説あるようです。


「神つ実(カミツミ)」であるという説や、「ズミ」は、「染めものに使う」という意味なので、染色に利用した植物という説。


いずれにしろ、決定的ではないようですが、全国に分布し、方言(地域ごとの名前)で呼ばれていたようですね。

採取されたものだけでも、方言名が200以上にのぼるということです。それだけ、ポピュラーな植物といえるでしょう。


全国津々浦々に分布し「結合」しているガマズミ、「もう一つ」の花言葉も、その一般性から無視できない存在であることの現れ、とも読み取れます。








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2011年11月23日水曜日

11/23 産まれの方のお花

●11月23日の誕生花 「ストレリチア」

 

花言葉は「全てを手に入れる」


ストレリチア



英名の「バード・オブ・パラダイス・フラワー」を直訳した別名「極楽鳥花」とは、よく言ったもので、確かに南の島の鮮やかな鳥が、はばたいているように見えますね。


バショウ(芭蕉)科。もしくはストレリチア科。


常緑多年草。


南アフリカの亜熱帯地域が原産地です。

日本へは明治5年に渡来したとされています。


草丈は、1~2メートル。


「草」としては、かなりの大型種です。


植物園などの温室でよく見かけますが、切り花や、鉢物も出回ります。


花期は、温室ではほぼ通年。


花の色味が少なくなる冬に、オレンジと紫色の、個性的な形の花が重宝されるようですね。


大きくて目立つので、イベント会場やテレビスタジオの盛り花などのダイナミックなアレンジメントによく使われます。


ゆえに、冬のイベントシーズンによく目にし、冬の「誕生花」となったと考えられます。


さて、科目についてですが、従来「バショウ科」に分類されていたようですが、1950年代以降の新しい分類法によりさらに詳しく調べたところ、「ストレリチア科」として独立させるべきという説も出てきました。


今のところ、「バショウ科ストレリチア属」とされていることが多いようです。


適度に保温すれば、家庭でも栽培できるとのこと。結構場所を取りそうですね。「邸宅」に、似合いそうです・・・・。

でも、おうちにあれば「全てを手に入れた」気分に、なれるかも?
 




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2011年11月22日火曜日

11/22 産まれの方のお花

●11月22日の誕生花 「アングレカム」

 

花言葉は「祈り」


アングレカム



ご存知の方は、かなりの「ラン通」とお見受けします。


クリスマスツリーのてっぺんに付いている、星のようにも見えますね。


ラン科。多年草。


熱帯アフリカ、南アフリカ、マダガスカル周辺に、200種ほどが分布します。


日本への渡来は、おそらく最近・・・だと思います。


愛好家の間で栽培されていて、一般にはややなじみが薄く、流通もごく少量。けっこう「マニアック」な種類です。


草丈は、種類によってまちまちで、10センチ~1メートルほど。


花期は、「不定期咲き」とされますが、秋~冬も条件が整えば開花することがあります。


当然のことながら耐寒性に乏しいので、温室栽培は必須条件。


環境がよいと、年に3回ほど花を咲かせてくれるとのこと。


・・・まぁ、ここは腕の見せ所?


花色は、白はメイン。


わずかにベージュがかったり、緑がかった種類も見られます。


大きさは、直径数ミリのものから、15センチを越えるものまでさまざまで、よい香りもあります。


厚手の花びらには、ろう細工のような独特の質感と光沢があり、魅力的。


花びらの先端がとがっているせいか、カトレアなど他の洋ランに比べて、スマートな雰囲気で、都会的なインテリアを配したお部屋ににも、合いそうですね。


名前の由来は「あんぐり噛む」・・・・ではもちろんなくて(^^;)「着生植物」を意味するマレー語です。


「着生」とは、洋ラン独特の生育方法で、気根を伸ばして、岩や木にくっついて生活する生態のこと。


風通しのよさを好み、通気性の高い状態を保つのが、栽培成功のポイントらしいです。


人間関係も風通しが良くなるように、「祈り」をささげてみましょうか・・・。





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11/21 産まれの方のお花

●11月21日の誕生花 「カリン」

 

花言葉は「努力」 


カリンの花
 

漢字では「花梨」。


「唐梨(カラナシ)」、「木木瓜(キボケ)」という別名もあります。


秋は、実が黄色く熟すシーズン。のどの荒れに効くことで有名です。


バラ科。落葉高木。


原産地は、中国です。


高さは、6~10メートル。


花期は、4月~5月にかけて。


10月ごろに、10~15センチほどの大きさの実が熟し、よい香りを放ちます。甘~い、おいしそうな香りなんですが、かたくて、とても酸っぱいので、そのままで食べるのにはむきません。砂糖漬けやジャム、果実酒にして利用されます。


なんと言っても、「のどにいい」ということで、のど飴の原料にもされます(カリンの実の絵が描かれてある製品もありますね)。


含まれている「カリンポリフェノール」という成分が、のどの炎症をしずめ、せきを止めて、痰を取る作用があるということです。


また、とても重く固い質の「高級木材」として、珍重されています。民芸品など細工物、高級家具や建築材に使われます。


木材は、含まれる水分量の変化によって、膨張したり収縮したりするのですが、カリン材は、そのサイズ変化がもっとも小さな素材の一つとされているんです。密度が高くて、狂いが出にくい、ということですね。なかなか、優秀です。





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2011年11月20日日曜日

11/20 産まれの方のお花

●11月20日の誕生花 「ツワブキ」

 

花言葉は「困難に傷つけられない」 


ツワブキ

漢字では「石蕗」。
 

葉がフキに似ていて、表面にツヤがあることから、「ツヤのあるフキ」の意味で、この名前になったということです。


見栄えのする、黄色の花です。


キク科。多年草。


原産地は、日本・中国南部。福島県より西の本州・九州・四国・沖縄に分布、自生しています。


高さは、30~70センチメートル。


花期は、10月~12月にかけてです。


濃い緑の葉と、黄色い花のコントラストが鮮やか、しかも日陰でも育つため、植え込みや庭によく植えられます。


「フキノトウ」の「フキ」とは別種ですが、こちらも食べられます。


若い葉柄(ようへい)を醤油で煮たものが佃煮の「きゃらぶき(伽羅蕗)」。


また、柄の部分の皮をむいてゆでた後、水にさらしてアク抜きしてから、油炒め、佃煮、酢みそ和え、天ぷらなどにします。


葉には、強い抗菌作用があり、火にあぶって、はれ物、湿疹などに貼ると効用があるということです。





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2011年11月19日土曜日

11/19 産まれの方のお花

●11月19日の誕生花 「オトギリソウ」

 

花言葉は「迷信」 


オトギリソウ


漢字では「弟切草」。なにやら物騒な名前ですね。


別名「ヤクシソウ(薬師草)」「青薬(アオグスリ)」。


古くから薬として使われていたようで、名前の由来にもなった伝説にも、「秘薬」として登場しています。


オトギリソウ科。多年草。日本全国の野や山で、普通に見られます。


原産地は、日本、中国、韓国など。


高さは、30~80センチメートル。


一重の黄色い花を、7月~10月にかけて咲かせます。


神経痛やリューマチ、痛風、切り傷、うちみなどに効果がある薬草。


そして、北アメリカやヨーロッパを原産とする「西洋オトギリソウ」は、最近「『うつ』に効くサプリ」として注目されている、「セントジョーンズワート」です。




薬効の高さは、この草の名前にもなった、こんな伝説にも実証されています。


平安時代のこと。


薬草を使って、鷹の傷を治すことで有名な、鷹匠(たかしょう)がいました。彼は、その薬草の名前は、決して口外しませんでした。


しかしある日のこと。


人のよい弟がその薬草の名を、他人に話してしまいました。これを知った兄は怒り、弟を切り殺してしまったのです。そのとき、庭に栽培していた薬草に弟の血潮が飛び散り、オトギリソウの名がついたとされています。


悲しい伝説ですね。


それだけ、絶大な効果があったということでも、ありますが。


「迷信」の他にも、ネガティブな意味の花言葉が多くつけられていますけれど、真実を注意深く見抜く、いましめの言葉として受け止めたいと思います。

 





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2011年11月18日金曜日

11/18 産まれの方のお花

●11月18日の誕生花 「ウメバチソウ」

 

花言葉は「いじらしい」 


ウメバチソウ


花が、家紋の「梅鉢」に似ていることから、「梅鉢草」となりました。


山野草ならではの、素朴で清楚な美しさです。


ユキノシタ科。多年草。


北海道~九州(ほぼ全国)、加えて、台湾・樺太・千島に分布します。


おもに、山地の湿原でみられるようです。


草丈は、10~40センチほど。


花の時期に、ひょろっと花茎を伸ばして花を咲かせます。


花期は、8~11月。


一本の花茎のてっぺんに、律儀に一輪ずつ咲く5弁の白い花は、直径2~2,5センチくらい。


花びらには、緑色の「葉脈」ならぬ「花弁脈(なんて言葉は植物学上ないですが)」があって、結構目立ちます。


一見、とってもシンプルなお花ですが、おしべが2種類あるという、なにげにユニークな構造。


太くて白い「本物の」雄しべのほかに、糸のように細く分かれた「仮雄蕊(かりゆうずい)」というものもあります。


先端に、黄色い蜜の固まりのような器官を持ち、パッと見、こっちが梅のおしべを連想させ、存在感が大。


しかし、「本物の蜜」は持ってないんです!


錯覚を利用しての知恵、この点は「いじらしい」というよりも「したたか」?







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2011年11月17日木曜日

11/17 産まれの方のお花

●11月17日の誕生花 「スターチス」

 

花言葉は「変わらぬ心」 


スターチス


かさかさした感触で、ドライフラワーに適した花材。


フラワーショップでは「三角」とも呼ばれるそうです。よく見ると、茎が三角っぽいですね。


イソマツ科。一年草もしくは多年草。


北アフリカ・パレスチナなど、地中海沿岸が原産地です。


草丈は、30~90センチ。


多くの品種があり、切り花はもちろん、ドライフラワーとして人気があります。


花色は、紫・白・ピンク・黄色など。品種によっては、淡いオレンジ色など微妙な色合いも。


正確な属称は、「イソマツ科リモニウム属」


「スターチス」というのは、古い属名で、現在は植物学的には使われていないということです。


しかし、一般的には、現在も「スターチス」で通っているようです。


カラフルな花びらに見えるのは、「苞(ほう)」と呼ばれる萼(がく)で、本当の花は内側の白い小さなもの。


あまり目立ちません。このパターンのお花は、「カラー」など、このサイトでもいくつかご紹介しています。


もともと水分量が少ないため、簡単に、美しくて色あせないドライフラワーになります。


風通しのよい所に逆さまに吊しておくだけで、長持ちします。



 





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2011年11月16日水曜日

11/16 産まれの方のお花

●11月16日の誕生花 「プルメリア」

 

花言葉は「恵まれた人」


プルメリア


ハワイに降り立つとまずプレゼントされる歓迎のしるし、花の首飾り「レイ」に使われる花。


花びら・葉ともに、全体的に肉厚で、香りも強く、常夏の島にふさわしい趣をもちます。


キョウチクトウ科。常緑小低木もしくは落葉低木。


原産地は、熱帯アメリカです。


高さは、3~8メートルになります。


原産地の熱帯では、四季を通して花をつけます。


花色は、白・ピンク・黄色・オレンジの組み合わせで、白い花弁が中心に向って黄色になっていくタイプが多いようです。


花はとても甘い香りで、アロマテラピーのエッセンシャルオイル「フランジュパニ」の原料にもなっています。


インドやインドネシアでは、寺院に植えられていることが多く、英名は「テンプル・ツリー」。


日本でも、お寺でお線香を焚くように、宗教儀式や場所に「香り」は欠かせないものなんですね。


ハワイでは、街路樹などにもよく使われているようです。


渡航の際には、ぜひ、優雅な香りを楽しんできて下さい!
 





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2011年11月15日火曜日

11/15 産まれの方のお花

●11月15日の誕生花 「薄いオレンジ色のバラ」

 

花言葉は「無邪気」 


薄いオレンジのバラ


バラ科。常緑・落葉低~高木。

 

「12月25日・赤いバラ」

 

「1月19日・白いバラ」


その他にも「ピンク」「黄色」のバラのもありますぜひご覧になってみてください。


さて、今回は「こんな状態のバラにもついている」花言葉、をご紹介しましょう。


★葉 → 「希望あり、頑張れ」
  青々としているから?
  男性からバラを贈られた女性が、花だけを取って返礼としたのかも。
 「脈ありだから、もっと頑張ってアタックしてね」てな具合。

 受験生に葉っぱだけ贈ったら・・・変に思われそうな気もします。


★トゲ → 「不幸中の幸い」
  触ると痛いですが・・・逆手にとったのかしら。

★つぼみ → 「恋の告白」

★赤いバラに白いバラを添えると → 「温かい心」「和合」
  まんまですな。おめでたい。
  紅白のバラの花束は、プロポーズの時に捧げられるとされます。

★3つの蕾に1つの花 → 「あのことは永遠に秘密」

★2つの花に1つの蕾 → 「あのことは当分秘密」

 「永遠」と「当分」の差やいかに?
 この辺りは男女の間に使われた暗号と推測できますな。


★一重のバラ → 「清純な愛」「静かな愛と敬意」

 

★トゲのないバラ → 「誠意と友情」

 うんうん、わかります。

 

★トゲのないバラの蕾 → 「まだウブでとても怖い」

 

★満開のバラ → 「私は人妻」

 ・・・う~む。そうですかぁ。確かにね。


その他にも、種類別につけられていたりもします。
(ヨーク&ランカスター種「戦い」)

 

なんといっても「花の中の花」、花言葉の多さも、尋常ではありません。


 





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11/14 産まれの方のお花

●11月14日の誕生花 「アルストロメリア」

 

花言葉は「未来への憧れ」 


アルストロメリア

 

別名「百合水仙(ユリズイセン)」。また、原産地にちなみ、「インカの百合」とも呼ばれています。

 

華やかで、しかも花持ちがよく、切り花としてフラワーショップで人気です。

 

花びらに、独特の模様がありますね。

 

ユリズイセン科。半耐寒性の球根植物。

 

原産地は、南アメリカ。チリやペルーなど。チリを中心に50種ほどの原種が存在します。

 

名前の由来は、この花の発見者であるスウェーデンの植物学者「リンネ」の友人の「アルストメーア男爵」の名をとったとされています。

 

花期は、4~10月。改良が進んでいて、種類によって幅があります。

 

草丈は60~80センチ、1メートルを超える種類もあります。

 

花色は、黄、オレンジ、ピンク、クリーム、赤など。一輪に複数の色が混ざっていて、とてもカラフル。

 

花びらの独特の模様は、昆虫を誘う役割を担っているようです。

 

発見されたのは、18世紀と最近で、日本への本格輸入が始まったのは 昭和54年。日本での歴史はまだ浅い花ですが、日持ちのよい生花として、高い市場価値を持ち、すっかりおなじみになりました。

 

日本の生産量は、オランダに次いで世界第2位ということです。

 

花言葉も、前向きで、いきいきしたイメージを感じさせるものが多く、プレゼントにもおすすめのお花です。

 




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