2011年11月25日金曜日

11/25 産まれの方のお花

●11月25日の誕生花 「セントポーリア」

 

花言葉は「小さな愛」 


セントポーリア



別名「アフリカスミレ」。


スミレの花に感じが似ていますが、別の科目です。


1892年に、アフリカで原種が発見されました。


室内でも良く育つ鉢花として、高い人気を誇ります。


イワタバコ科。多年草。


原産地は、東アフリア・タンザニア北部やケニア南部。


草丈は、5~15センチ。


花は、3センチほどの大きさです。


地面をはうように茎をのばす「トレイル型」と、茎が短く、放射状に葉をつける「ロゼット型」があります。


花色は、青、紫、赤、ピンク、白、ぼかしや複色など多様。


品種改良によって、多様な種類と花色が作り出されています・・しかし!


「黄色の花」だけは、いまだに、作り出せていないとのこと。バラにおける「青色」のような感じでしょうか。


花期は、ほぼ通年です。


名前の由来は、発見者にちなみます。


原種が発見された19世紀末は、欧米、そして日本など「列強」による植民地支配の時代ヨーロッパ諸国は、アフリカに触手をのばしていました。


この花は、その当時ドイツ領の総督として、現在のタンザニアに派遣されていた「セントポール・イレール男爵」によって発見され、ヨーロッパに渡り「セントポーリア」となりました。


その後、アメリカを経て、日本へ。


日本では、1968年に「日本国際セントポーリア協会」が発足し、70年代~80年代にかけて園芸界に「セントポーリアブーム」が巻き起こったようです。


自生地が山の岩陰なので、日光が直接当たらない、暗いところでもよく育ち、蛍光灯の光だけでも、花を楽しむことができます。


「園芸用ハイドロボール」などに植える、土を使わない栽培法も研究されていて、庭のないマンション生活にもよくなじんでくれることから「室内鉢花の女王」の異名もあって、愛好家のとても多い植物なんですね。





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