2011年11月2日水曜日

11/2 産まれの方のお花

●11月2日の誕生花 「ユーチャリス」

 

花言葉は「気品」


ユーチャリス

 

別名が「エウカリス」・「ギボウシズイセン」・「アマゾン・リリー」


ヒガンバナ科。多年草球根植物。原産地は、南米コロンビアのアンデス山脈高地。

 

出回っているのは「ユーチャリス・グランディフローラ」という種類です。


草丈は、30~80センチくらい。秋~冬、しかし、ある程度株が大きくならないと開花せず、

株の生育状態やその他の条件が合えば、春でも夏でも花茎をすーっと伸ばして開花するようです。


日本においては、戸外での生育は大変難しいからなのですね。

 

露地植えは、ほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。

 

耐暑性はかなりあるのですが、耐寒性はほとんどゼロ。

 

一年中環境が安定している温室で、大事に大事に育てるのが賢明といえましょう。


下向きに咲く、白いスイセンのような花は、直径10センチほど。

 

清々しい芳香を放ちます。


1本の花茎に、いくつもつぼみをつけますが、1度に開花するのは「1本につき2輪まで」、

 

1つしぼむと1つ咲く、というサイクルを厳格に保っていて、1本の花茎に3輪咲くことは、まずないそうです。


別名の由来は・・・

 「エウカリス」 → ユーチャリスの読み方違い、ちなみにギリシア語で「たいへん目を引く」という意味。
 
 「ギボウシズイセン」 → 立派な葉をギボウシに、花をスイセンにたとえたもの。

 

 「アマゾン・リリー」 → アマゾン地帯に分布するユリに似た花の意味。


じつはこの花、かの「松田聖子」さんが、ウエディングブーケに使ったことから、ブーケ用の花材として人気の高いものの一つ。

 

「一本いくら」ではなく、コチョウラン並に「一輪いくら」でカウントされ、一輪ずつ、クッション材入りのケースに入れられて納品されることも!

 

栽培が難しい、病害虫の被害に遭いやすいなどで流通量が少ない上に、花びらがとても痛みやすく、輸送には骨が折れるという、貴重なお品なのです。


真の「気品」をそのままに保つには、やっぱり努力が、必要なのでしょう・・・。
 




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