花言葉は「気品」
別名が「エウカリス」・「ギボウシズイセン」・「アマゾン・リリー」
ヒガンバナ科。多年草球根植物。原産地は、南米コロンビアのアンデス山脈高地。
出回っているのは「ユーチャリス・グランディフローラ」という種類です。
草丈は、30~80センチくらい。秋~冬、しかし、ある程度株が大きくならないと開花せず、
株の生育状態やその他の条件が合えば、春でも夏でも花茎をすーっと伸ばして開花するようです。
日本においては、戸外での生育は大変難しいからなのですね。
露地植えは、ほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。
耐暑性はかなりあるのですが、耐寒性はほとんどゼロ。
一年中環境が安定している温室で、大事に大事に育てるのが賢明といえましょう。
下向きに咲く、白いスイセンのような花は、直径10センチほど。
清々しい芳香を放ちます。
1本の花茎に、いくつもつぼみをつけますが、1度に開花するのは「1本につき2輪まで」、
1つしぼむと1つ咲く、というサイクルを厳格に保っていて、1本の花茎に3輪咲くことは、まずないそうです。
別名の由来は・・・
「エウカリス」 → ユーチャリスの読み方違い、ちなみにギリシア語で「たいへん目を引く」という意味。
「ギボウシズイセン」 → 立派な葉をギボウシに、花をスイセンにたとえたもの。
「アマゾン・リリー」 → アマゾン地帯に分布するユリに似た花の意味。
じつはこの花、かの「松田聖子」さんが、ウエディングブーケに使ったことから、ブーケ用の花材として人気の高いものの一つ。
「一本いくら」ではなく、コチョウラン並に「一輪いくら」でカウントされ、一輪ずつ、クッション材入りのケースに入れられて納品されることも!
栽培が難しい、病害虫の被害に遭いやすいなどで流通量が少ない上に、花びらがとても痛みやすく、輸送には骨が折れるという、貴重なお品なのです。
真の「気品」をそのままに保つには、やっぱり努力が、必要なのでしょう・・・。
やさしいお葬式をご提案しています。
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